2011/06/04

トニスコ叔父貴のすすめ


トニスコ叔父貴、デンゼル・ワシントン、「デスプルーフ」(!!)に出演してたロザリオ・ドーソンという鉄板布陣。チョイ役にも徹底したハマり役を配し微妙な機微を演出しつつも、表向きはあくまでハデなアクション監督を装うところこそトニスコが叔父貴たる由縁。
あの「デジャヴ」ですらタイムトラベルもののド派手なアクションでありながら、実に切ないラブストーリーであるのはご承知のとおり。
で、今回はついに銃が出てこないのである(ちらっと出てくるが殺人のためではないし全く役に立たない)
出てこないにもかかわらず、いやそれ故にか、単なる飼料であるはずの穀物にこちらはアガるのだ。

(私的には)「ドミノ」から始まった「デジャヴ」「サブウェイ123」という一連の流れのなかで1つの到達点ではないかと思う。そして到達点ではあるがすでに変化の予兆が「アンストッパブル」の中に含まれてもいて、これからもトニー・スコットから目が離せない。

----------P.S. 2013/01/07
亡くなってしまった。橋からの飛び降りである。
フーターズに勤める娘(笑)についてのほんの短い会話で父親の悲哀を表現してしまえるのはトニー・スコットだけであろう。
RIP

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