2009/11/22

サブウェイ123、またはトニスコ叔父貴は今日も行く


ついにトニスコ叔父貴がやってきた!
前作「デジャヴ」がわたしのドツボにはまって以来の新作「サブウェイ123」!!
前々作はパイレーツ・オブ・カリビアンのキーナ・ナイトレイがブッ飛びの「ドミノ」!

今回はジョン・トラボルタがニューヨークの地下鉄を舞台に、新しい犯人像を披露する。
もはやサタデー・ナイト・フィーバーじゃないぜ。そこんとこよろしく。


そんな(地下)犯罪を描きつつ、トニスコ叔父貴はまたもや地上に舞い上がるのだ。

この舞い上がりとは、同じく暴走するニューヨークの地下鉄をとらえた、スパイダーマン2の名場面にもない、トニスコ独自の舞いであり、そこに叔父貴の貴重さがある。

そして今回も、主人公の女房役はわたしたちを裏切らない。
美しく、楽観的で、愛嬌に満ち溢れ、健康的な女性。ブラボー!トニスコ叔父貴。


ところで、犯罪モノとしての現代的な解釈もなかなか興味深い。
曰く
・身代金には意味がない
・ITは善にも悪にも味方する
・「善」と「悪」ではなく、善と悪が入り組む
などなど、リーマンショックが起きても速攻でその空虚を反映させてくるような脚本は伊達じゃない。

See also:
blognotes2: 映画シリーズ2009

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