メッチャスゲーー
残り数周で一気にレースが動いて、正直感情が追い付かなかったねぇ。
期待→不安→興奮→裏切り→絶望→再生→平穏みたいな。
2度目の雨の中、ポイント圏内獲得のためドライタイヤ継続で賭けに出てたトヨタのタイヤが、最後の最後で限界を越えてしまったおかげで、結果的にハミルトンはチャンピオンになれたわけですケド…
(以降どっちかってゆーとマッサ派)
ハミルトンはずっとチャンピオン条件圏内である5位をキープ…無理はしない。
逆に1位が必須条件になってしまうマッサに2位のベッテルがジワジワと迫る。
残り数週で雨になり、各マシンがウェットタイヤに交換のためピットイン。
そんな慌ただしい中、順位を下げていたベッテルがついにハミルトンを抜いて5位浮上。残り3周くらい。ハミルトン6位だから、去年に続いてまた1ポイント差でチャンピオン逃すぞ…背筋がゾクゾク。
ファイナルラップ。もはや前に行かれたベッテルを抜き返すのは無理。
うわぁーマッサのチャンピオン確定…
画面は周回遅れのマシンをパスしていくハミルトンをとらえていく。
と、片山右京の「(ハミルトンが)いま抜い たのグロックだ！、トヨタの。ということは……」
みたいな実況があって、最終コーナーで！ひとつ繰り上げたハミルトンは5位でゴールし、最年少チャンピオ ンを更新することができたのでした。
でもそれが起こったとき、マッサのご家族はまだ狂喜乱舞していて、スタッフから真実を告げられての一変する表情は、痛々しすぎ。
こんな場面、放送したらあかんて、、フィクションじゃなくて現実やで。
片方ではハミルトン一家のご様子も中継してるヨ…残酷すぎる演出だ…。
チャンピオンは逃したけど、1位でゴールした表彰台のマッサの表情はすばらしく、母国ブラジルへの誇りに溢れてた。
正直そういう国にあこがれるねぇ。国民どおし相思相愛だよ。
今シーズンは雨が多かったけど、最後はそれを象徴するようなレースでした。
そして、有史以来やっぱり人間は天の気まぐれに翻弄されっぱなしなのでした。
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